HI-LINE 健康コラム 2026年4月号
- HI-LINE安全管理室

- 3月25日
- 読了時間: 2分
テーマ:その眠気、春のせいだけ?「質の良い休息」でつくる安全運転の土台
4月は慣れない道を走る新入園児や、不慣れな運転の初心者ドライバーが増える時期です。私たちプロドライバーには、これまで以上に**「予測運転」と「高い集中力」**が求められます。
しかし、春先は「いくら寝ても眠い」「体がだるい」と感じることはありませんか?今月は、安全運転に直結する**「自律神経の整え方」**について考えます。

1. なぜ春は「ヒヤリハット」が増えるのか?
春の陽気は心地よいものですが、実は体にとっては過酷な環境です。
激しい寒暖差: 朝晩と日中の気温差に対応しようと、自律神経が過剰に働いてエネルギーを消耗します。
環境の変化: 年度替わりの慌ただしさによる無意識のストレスが、脳の疲労を蓄積させます。
これらが重なると、判断力の低下や反応速度の遅れ、いわゆる**「ぼんやり運転」**の原因となります。
2. 安全を守る「黄金の休息ルール」
プロとしてハンドルを握るために、今日から実践できる3つのセルフケアを紹介します。
① 「15分の戦略的仮眠」
強い眠気を感じたまま運転を続けるのは、酒気帯び運転に近い状態と言われています。
ポイント: 休憩時間に15〜20分の仮眠を取りましょう。30分以上寝てしまうと深い睡眠に入り、起きた時に頭が働きにくくなる(睡眠慣性)ため、短時間が鉄則です。
② 「目」の疲労をリセット
運転中は常に神経を集中させて視覚情報を処理しています。
ポイント: 休憩中に蒸しタオルや市販のホットアイマスクで目を温めましょう。副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。
③ 朝の「日光」で体内時計をリセット
ポイント: 起床後すぐに太陽の光を浴びることで、約14〜16時間後に眠気を誘うホルモン「メラトニン」が分泌されます。これが夜の深い眠り、ひいては翌日の安全運転につながります。
3. 健康状態の「見える化」を習慣に
最近ではウェアラブルデバイスなどで睡眠の質を計測できるようになりました。自分の「疲れ」を感覚だけに頼らず、データとして把握することも立派な安全管理です。
今月のチェックポイント
□ 昨夜、しっかり熟睡できましたか?
□ 運転中、景色がぼんやり見える瞬間はありませんか?
□ 休憩時間はスマホを見るだけでなく、目を閉じて休めていますか?
編集後記
安全運転は、日々の健康管理という「準備」から始まります。 「今日も一日、無事に帰る」――その当たり前の幸せを守るために、まずは今夜の睡眠から意識を変えてみませんか。
安全管理室


